5年後、10年後にやってみたいことはありますか。

　過去の体験で、遊園地の日を待っていたワクワクが忘れられないので、いつかは遊園地などに関われる会社にしてみたいと思っています。

　テーマパークを作る夢があるといっても、まだまだ漠然としたところが多いです。
　例えば、掃除をする人であれば、お客様やそこで働く自分のために笑顔で掃除ができる環境がありますよね。ジェットコースターなどを作る人も、どうしたらお客様に楽しんでもらえるのか、を考えながら作っていると思いますし、実際お客様が楽しんでくれることでさらなる喜びになっていると思います。
　そんなふうに、スタッフもお客さんも笑顔になれるテーマパークがどうすれば作れるのかなと考えています。

　どんな形の物を創るかはまだわかりませんが、いつかは創りたいです。
　ただ、カフェなども小さなテーマパークだと考えることができます。ロースターリーなどでは、単なるコーヒー屋さんの世界観を超えた物を作っていると思います。
　私たちの会社自体もそんな空間を作れるような会社にしたいと思っています。

　夢の実現に向けて仲間の社員さんと一緒にアイデアを出し合っています。人によってテーマパークのイメージって違うので、面白いですよ。野球場などもあれば、こんなもの作れるのか？！ってものもありました。そんな10年スパンの夢を1年ごとの計画に落とし込んでいます。

最後に若者に対してメッセージをお願いします。

　将来将来って考えるより今の積み重ねを大切にして欲しいです。

　将来の夢とかは分からない人が多いと思うんです。でも、分からないなりにいろんな経験をしてみることが大切だと思います。
　人から聞いただけのことと、自分が挑戦したこと、というのは全く異なると思うので、気になったことは全部やってみる。この気持ちが大切です。
　また、今度やってみようで先延ばしにすると、絶対に今度は来ないと思います。そして、今あるチャンスをつかむことが大事です。
　実際にやってみたら、やってよかったと感じたり、逆にだめだったって感じると思います。そこから次の挑戦の発想が出てくると思います。

　社会人の初めや、大学生の時は考えるのもいいけど、まずやってみることが大切だと強く思います。

インタビュアーより

　関わった全ての人の笑顔を想像することを目指している近藤代表。そこには小さな積み重ねと強い意思がありました。起業してたくさん行動されたからこそ見えた世界観を教えていただきありがとうございました。広島に近藤代表が手がけたテーマパークができる未来を楽しみにしております。

　近藤代表、この度はお忙しい中貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。

河野裕樹

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