柿田社長にとって家とは何ですか。

　命を守る場所です。きちんとした家でないと時として凶器になります。
　例えば、お風呂で亡くなるというケースはよく耳にしますよね。こういった急激な温度変化によって脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす現象をヒートショックと言うのですが、ヒートショックが原因で亡くなる件数は毎年交通事故の三倍も多くなっています。
　安全で元気に過ごしていただくために、できるだけ温度差の無い家づくりを心掛けています。

　その中で、私は「強用美」を大事にしています。
　「強」は耐震や断熱など性能の高い家。そういう家は安心できますよね。過去にリフォームした住宅がありますが、子どもを怒る回数が減ったという言葉をいただきました。
　また、時間がゆっくり動くようになったという声もあります。幸福であると心は安定します。そういう、家に帰りたいと思える、精神的に幸福になれるようなウェルビーイングな家づくりを目指しています。

　次の「用」はお客様の生活に合った機能です。例えば、共働きの方が多い中で時短ができるような、ひとりひとりに合ったプランニングを考えています。

　最後の「美」はデザインです。人は自分の好きなもので部屋を作ると精神的に幸せになれます。
　また収納にもこだわっています。収納専門会社のコンサルタントに入ってもらい、今の時点の収納と将来十年後の収納を考え、予想していき、頑張らなくても片付く住まいをコンセプトとして共に目指しています。
　そういった家づくりのポイントもお客様に伝えています。

仕事をするうえで大事にしていることを教えてください。

　常にお客様がどのように思っているか考えることです。寝る時間も惜しんでお客様のために考え続ける。それくらいの気持ちで、時間をかけてお客様に寄り添うことを大事にしています。

　また、「感動現場」というものを目指し、現場クリーンを特に重視しています。
　建築会社は現場を綺麗にすることが永遠の課題ですが、作業中に綺麗にするのは大変難しいです。その課題に取り組むため、現場の方に二週間に一度、現場の状況を発表してもらっています。
　やはり材料がたくさん入っているときは厳しいようですが、それはこちらの都合であり、お客様には関係ありません。「できない」と否定から入るのではなく、どうしたらそれができるのか考え、社員とも共有しています。

　「何事もできないではなくどうしたらできるかを考えよ」という努力の積み重ねは、いつかお客様に伝わります。それがきっかけとなって、お客様からお知り合いをご紹介いただき、新たな顧客とのご縁を結ぶことにつながっています。

会社概要

株式会社大喜【PR枠】