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kicho 星野代表インタビュー02

独りよがりではなく仲間と共に筆を持つ

  • 2024/2/9

「飾るパワースポット。開運書画で相手に想いを届ける書道家。」
kicho
星野喜蝶 代表

やはり特殊な職業だと思うのですが、「私はこの職でやっていける」と感じたエピソードなどあればお聞かせください。

 かつては書道の作品展や展覧会はありましたが、今みたいに皆で書こう!といった書道パフォーマンスがそもそもありませんでした。
 しかし書道パフォーマンスをやりたいと思っていて周りにも公言していたら、1000人規模の舞台に立つ機会を頂けました。

 「フットカンファレンスジャパン」という世界中のサッカーの監督達が集まってくるような大きなイベントが広島で開催され、その時に書道パフォーマンスで「蹴球」の二文字を書き上げて、喝采を浴びた時に自信がついて、「これでやっていきたい」と思いました。

開運富士山文字や開運鯉、開運龍、喜ダルマ等独自のスタイルを確立されていますが、それらの誕生のきっかけはありますか。

 大学時代、皆同じものをお手本にして同じように書いているはずなのに特徴が違っていました。何故違ってくるのか、と考えた時に、性格の違いや環境の違いなどで字が違ってくることに気が付きました。
 それならば「字を変えることでなりたい自分になれるんじゃないか」と思い、筆跡鑑定を学んだのです。

 私自身、社会人になって6年目くらいに大変辛い時期がありまして、その時に字の書き方を変えてみたのですが、そうすると自分の中の壁を乗り越えることが出来ました。
 字を変えることでこんなにも自分を変えられるんだと沢山の人にお伝えしたくて、会社を退社して筆跡鑑定士としてテレビやイベントに出させてもらうようになりました。

 5,000人の筆跡を集めて、運気の上がる字ってこういう人の字に特徴があるな、筆圧が強いな、書くスピードは速いんだな、とかどんどん統計を取って、その特徴に当てはまったのが「開運富士山文字」でした。文字の骨格が富士山型で運気が上がっていくような力強い字です。
 この字を物体化したのが「開運鯉」、鯉が昇って「龍」になっていくことを表しています。次第にこの一連の流れを作品化することになっていきました。

 きっかけは社会人になって挫折して、字を変えたことがスタートになったと思います。

書道家として活動をしてきた中で大変だったことや挫折したこと、またその乗り越え方などあればお教えください。

 上手くいかないことの方が多いですね。でも挫折と思ってしまったら挫折だけれど、常に前を向いてるから挫折と捉えていないかもしれません。

 大変な時の乗り越え方としては「人の意見を聞く」ことでしょうか。
 私はこうやるんだ、こうしていくんだって自分で決断していく時に人の意見ってなかなか入ってこないです。でもそうなると我流になってしまうので、それじゃ駄目だ、と思った時に初めて聞く耳を持てたんです。

 自分の意志を通すのも大事なのですが、やっぱり周りの人は自分をよく見てくれてるし、聞いてなかっただけで良いことを言ってくれています。それに耳を傾けて受け入れることですね。

それでは逆に、良かったことやこのお仕事ならではのやりがいはありますか。

 コロナ禍で飲食店の方などは非常に苦しい思いをされたと思います。しかし私の作品を常に買ってくださったり取引してくださっている飲食店の方はそんな中でもう1店舗オープンしました。
 運気が上がっていったり商売が上手くいったりなど、私の作品を通してその人にとってプラスになっていくことを実感して貰ってると思うと励みになりますね。
 誰かの後押しになってたり運気の上がる人が増えたりした時にやっぱりやりがいを感じます。

会社概要

社名:kicho
代表名:星野喜蝶
住所:広島県広島市安佐南区東野3丁目14-25大原マンション102
TEL:080-3887-5858
HP:https://hoshinokicho.jp/
事業内容:作品展・書道パフォーマンス・運気のサブスク・オーダー受注
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