当時大変だったことはありますか？

　大学院にいた時にたまたま知り合った会長さんに「うちの会社においでよ」と誘われ、その会社で飛び込み営業として働くことになりました。そこで半年間1つも営業が取れず、大学院を卒業して4月に「やっぱり雇えないよ」と内定取り消しになりました。

　その時には今まで親しくしていた社長さんたちも誰も手を差し伸べてくれず、本当に大変な時は誰も助けてくれないのだな...と思いましたね。

人生の転機は何ですか？

　6回で40万円のコンサルティングのセミナーを受けたことですね。

　31歳ぐらいの時、貯金が5万円ほどでお金がほとんどない時に、これでダメだったら仕事を辞めようという決意のもと、思い切って受けました。
　セミナー自体もすごく勉強になるものでしたが、参加者の層も良くて、燃えている人ばかりでした。だから、全国に仲間が出来ましたし、情報交換をする中で得た情報を活用したら売り上げが一気に3倍になりました。

　人の大切さを痛感しましたし、この時にもう一度独立しようと思いました。

なかなか行動に移せない時にはどういったことを心がければよいでしょうか。

　環境を変えることがいいと思います。
　頑張っている人、熱を持って燃え続けている人と一緒にいることがいいと思います。

　有名な話で「ノミの話」というのがあって、基本的にノミは高く跳ぶものだと言われていますが、ノミを箱の中に入れて蓋をすると、ノミは箱の蓋にバンバン当たり、ノミは「自分は高く跳べないんじゃないか」と錯覚を起こすそうです。
　そこで蓋を取ってもそのノミは箱の蓋までの高さしか跳べなくなるそうです。

　また、箱に入れていたノミを他の高く跳ぶノミの中に入れると、以前のように高く跳べるようになる。という実験があるらしいのですが、このことから、環境によって自分の出せる能力は変わってくると思うので、熱を持って燃え続けている人を探してその人たちと一緒にいることが大事だと思います。

上司など、目上の人から好かれるために必要なことは何ですか？

　若者が経営者に提供できるものは若い元気しかないと思いますよ。私は自然に肩を組んだりしていました(笑)

　あとは、はがきを出すことは良いと思います。
　大学時代、社長さんに会って名刺をもらった時に、「今日はありがとうございました」と汚い字でもいいから一言二言のメッセージで伝えることが大事だと教えてもらいました。広告の仕事で営業トップになった要因の1つに、訪問先一軒一軒にはがきを出していたというのもありますね。

仕事をする上で大切にしている事を教えてください。

　自分の勝てる土俵で戦う事です。

　大物芸人さんが漫才で勝つために他の漫才師のメモをして人生に勝つためのノートを作っていたことを真似て、私も経営に勝つために成功ノートを作っていました。「○○(芸人の名前)と言えば○○のネタ！」のように、自分の勝てる土俵を作りそこで戦うことが大事ですね。
　私の場合は、ネット広告、集客が広島は弱いと思い、この仕事をやっています。

モチベーションを維持するために必要な事は何ですか？

　小さい成功体験が出来れば上がると思っています。
　何もないところでやるぞー！と気合入れても次の日には下がっている事が多いと思います。私の仕事の場合は、やり方を教えて、少しずつできるようになったら、「私、出来るかも。」とモチベーションが上がっていくのが好きですね。

仕事の中で意識していることは？

　長くビジネスをする上で、お客さんが満足しないとお金や次の依頼等で帰ってこないことを知りました。だから、どれだけお客さんが上手くいくかに焦点を当てて、寄り添って働いています。

　また実際、ホームページ作りがメインの仕事と言っても、営業マニュアル作りにも関わり、深く入ってやっています。
　どれだけ良いホームページ集客をしても、それを最大化するためには営業が大変重要になるので、営業まで携わっています。

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株式会社リバーサルマーケティング 【PR枠】