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【特別企画】IWP広島 徳本剛一&IWP愛媛 石原新也 代表者対談 前編

  • 2020/2/29

約半年前に徳本代表から一通のメールを頂き、何度かお会いするたびに、徳本代表のひたむきな情熱に心を動かされ、広島でのINTERVIEW WITH PRESIDENT(以下、IWP)の開設ならびに運営をお願いすることになりました。
この春、社会貢献に意欲を燃やす経営者さんが誕生したことを嬉しく思います。
株式会社ビオトープ 代表取締役 石原新也

徳本代表の素顔に迫る

徳本代表の経歴

石原 徳本代表、この度はIWP広島の運営者となって頂き有難うございます。
 徳本代表は松山育ちとお聞きしましたが、なぜ松山から広島に移ったのか、広島ではこれまでどのようなお仕事をされていたのか、お教えください。

徳本 私は松山市の高校を出て、19歳の時に広島に来ました。もう24,5年前のことになります。
 当時私はデザインの勉強をしたかったのですが、デザイン専門学校が愛媛にはなかったと記憶しています。
 そこで大阪と広島と福岡の三ヶ所で検討し、愛媛から一番近い広島のデザイン専門学校を選びました。
 卒業後はすぐにデザイン関係の仕事についたわけではなく、最初はものづくりの会社に就職したのですが、将来像のイメージにズレが生じて2年ぐらいで退職をしました。
 次に入社したのは内装やイベントをする会社で、デザインやカラーリングをメインの業務としていたので、私の中ではそこから本格的なキャリアがスタートしたと考えています。
 その後、販売促進のサポートを主業務としている会社に営業として転職し、2012年からは取締役として活動範囲を広げました。

生まれ育った松山への愛情

石原 広島市は120万都市なので、50万都市の松山市に比べて会社を大きく育てるための環境や人材に恵まれているかと思うのですが、徳本代表は松山をどのように捉えていらっしゃるのでしょうか?

徳本 私は19歳で松山から離れたので、ビジネスのことで広島と松山を直接比較するのは難しいです。しかし、石原さんから松山のビジネスについてお話を伺うと、松山市では能力・経験・実績よりも自信と勢いで起業する方が多い傾向があると聞きました。
 広島では管理職でも十分な収入を得られる場合が多く、起業リスクと期待される収入を天秤に掛けると松山のほうが起業の決断をしやすいかと思います。
 ただ、松山で優秀な人材の起業志向が高いということは、経営者の片腕になってくれる割合がそれだけ低いということです。
 例え松山での起業数が多かったとしても、パートナーや管理職として経営者のそばで能力を発揮してくれる人材を集められなければ、ベンチャーから脱皮して大きくなれる会社が現れる確率は低いままです。
 また、比較的人のつながりを重視する愛媛に対して、その文化もありつつよりビジネスライクに仕事をしているのが広島だと思います。

新会社 2020年2月20日「橙デザイン株式会社」設立

石原 「橙デザイン株式会社」の法人設立おめでとうございます。これからが楽しみですね。今回、会社役員から独立したきっかけをお教えください。

徳本 20代から独立志向が強かったのが一番の理由です。
 独立して経営者の肩書こそ付きましたが、これまで所属していた会社内外の様々な方との関係性が大きく変わることはなく、引き続きパートナーとして前職でしていた販売促進、いわゆるセールスプロモーションを手掛けていきます。
 中長期的なビジョンとして、インターネットやデジタル機器を絡めて展開し、お客様の売上を伸ばすために最短ルートでどんなサポートができるかを考えながら、企画・実行・フォローをしていく方針です。
 いずれはより広い意味での販売広告業になることを目指しています。

2つの世界遺産を抱える観光立県・広島

石原 広島県は観光地として多くの魅力がありますが、徳本代表はセールスプロモーションを武器に広島でどのように戦っていくのでしょうか?

徳本 広島県には国内外から多くの観光客が訪れ、行政としても「ひろしま観光立県推進基本計画」を推し進めていますが、観光客はSNSなどで手に入れた情報を元に行動する傾向があり、その場に行かないと経験できないモノ、コトを重視する時代となっています。
 例えば広島であれば、「あの店のお好み焼きを食べる」ためだけにわざわざ遠方から時間をかけて訪れる、などです。
 そのためにはインターネットも含めたクロスメディアによる多角的セールスプロモーションが必要不可欠なので、性別や国籍、趣味・目的などの様々な属性を意識した視点でセールスプロモーションを常に考えていきたいと思います。

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