少し過去に戻り、学生時代はどのように過ごされていましたか？

　元々スポーツ系大学の出身で野球に力を入れていました。経営、会計などは全く習っていなかったですね。この頃はまだ、経営などは考えていなかったですね。

　今思えば、そこでの“やり切り力“は税理士の勉強の時にも役立っていたのかなと思います。
　努力したことが結果として自分の身になるというサイクルが生きていましたね。

今までの人生の中のターニングポイントはどこでしょうか？

　前の職場でお店1店舗の経営を任された時です。
　運営管理者として、自分が一番上で全てを決断していく環境がシンプルに面白いと思ったからです。
　しかし、会社にいるうちはどうしても1人のサラリーマンから抜け出せなかったので、一念発起で始めました。

今振り返ったらどんな10年間でしたか？

　シンプルにどん底ですね。(笑)
　初めの3年間は希望も見えない日々でした。周りの人は30歳になって家族を持ったり役職に就く中、勉強し続ける日々でした。

　頑張れたのは、もうやるしかないと決めたからですね。
　周りの人には本当に大丈夫なのか？！と心配されました。そんな中、信じるられるのは自分だけなんですよね。
　誰からも同意されない中でも、やるしかないと自分を奮い立たせ続けました。

　そんな中、いつからか楽しくなっていました。
　当時の専門学校の中でのつながりなどは、今でも大切にしています。戦友です。

独立された前と後の世界の見え方って何が違いましたか？

　独立すると、自分の力で道を切り開いていくところと、会社の中にいながら進んでいくというところですかね。また、自分の成果によって対価をもらうということがダイレクトに出ます。　

　そのため、税務処理として何かをするということだけでなく、”お客様との対話”も大切にしています。

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