國政様が仕事において最も大切にしていることを教えてください。

　人それぞれの個性を大事にすることです。適材適所という言葉がありますが、私は個性を石になぞらえてよく石垣の話をします。

　石垣を形成する一つ一つの石（＝個性）の形は様々です。大きくてごつごつした石や角が多い石、丸みを帯びた石。
　ここで重要なのは、大きな石だけでは丈夫な石垣は完成しないということです。
　隙間を埋めるための歪な形の石があって初めて石垣は価値をなすと私は考えています。

私（河口）は優柔不断な部分があるので、なかなか行動に移すことができない時があります。國政様はどのようにして行動・決断されるのですか？

　私もどちらかと言うと躊躇するタイプですよ。ただ自分の「志」に忠実に生きたいと思っていますし、積極的に周囲の人間の協力を仰ぐことも多いです。

人生のターニングポイントを挙げるとするとそれはいつでしょうか。

　会社を立ち上げた時です。
　起業して初めて、自分さえ良ければいいという考えが間違っていることや、正しい人には正しい人が寄って来ることを理解しました。

　また、『興味』の大切さにも気付きました。興味のあるものしか自分の目には入らないからこそ、『どこに興味を持っておくか』で様々なことが変わってくると思っています。

もう少し『興味』に関してのお話を伺ってもよろしいですか？

　人間は自分が興味のあることしか目に入らないと思うのです。
　だからこそ『どこに興味をもっておくか』で世界の見え方が大きく変わると考えていますし、興味をコントロールすることが大事だと思っています。

國政様の夢を教えてください。

　福祉は思いやりの心から始まるものです。だからこそ私は福祉というものは当たり前に万人の心にあるものだと思っています。
　自分たちの取り組みによって、利用者様だけではなく地域全体に思いやりや感謝の心を育て、広げていきたいと考えています。

今後の抱負を教えてください。

　未来を見据えて行動していきたいです。

　人間は誰しも目先のことに囚われがちになってしまいます。
　ですが、目先のことに囚われすぎるとどこかで躓きます。
　その時、なぜつまずいてしまうのかを考えれば、おのずと答えは見えてくるのではないでしょうか。

最後に若者に向けてのメッセージを頂けますか。

　しっかりと自己を主張してほしいです。

　まだまだ親御さんが『してくれている』ことが当たり前の年齢だと思います。
　だからこそ視野を広げ、環境の外に飛び出して色々なことに挑戦していってほしいと思います。

　多様化が進んでいる現代だからこそ、挑戦を繰り返して『全体を見る力』を養っていってください。

インタビュアーより

地域全体に「福祉の心」を届けたいという願い。常にアンテナを張り「興味」を敏感に感じ取るその姿勢。自身の志に全うに生きようという思い。どれをとっても國政様の仕事への熱意が感じられるものでした。
社会人人生のスタート控えた私も國政様のように強い信念を持つ必要があると感じさせられるそんなインタビューとなりました。
國政様の目標が実現することを心から願っております。

國政様、この度は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

河口野歩

会社概要

有限会社リラックス 【PR枠】