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株式会社酒商山田 山田代表インタビュー01
酒屋のイメージを覆す
- 2023/5/26
「「日本酒文化の多様性を守り、発展させる」それが酒商山田の使命」
株式会社 酒商山田
山田淳仁 代表取締役
宇品本店は店舗が2階にあり、入りにくそうなお店になっていますが、なにか狙いがあったのですか
狙って2階にしたわけではありません。本来は1階がいいのですが、酒屋をするには倉庫が必要であり、間口が狭いために2階にせざるを得なかったのです。
でも、2階に店舗をつくる限りはあっと驚くような空間がある店を創りたい!そんな気持ちはありました。建てた当時は美容室と間違えて入る方も多かったのが笑い話です。
酒商山田さんの他の店舗もお酒屋さんらしくないスタイリッシュさがありますね
ありがとうございます。そう言われると嬉しいですね。「新しい酒屋像への挑戦」が弊社のビジョンで、「革新と非常識」をテーマとしています。
宇品本店を建てる時のコンセプトは「ギャラリー」。「明るく、入りやすく、広い空間。お酒でいろどりを添える」でした。
幟町店をつくる時のコンセプトは「サロン」。BGMを聴きながら、お客様がゆったりとした気分でお酒を選べる店を目指しました。
元、新幹線名店街にあった15坪のお店は「お酒の小さな宝箱」がコンセプトでした。
弊社の店舗はそれぞれ、テーマやコンセプト、メインターゲットを設定して創っています。
各店舗にコンセプトがしっかりあるのですね
はい。2018年にオープンしたエディオン蔦屋家電店のテーマは、ヘンゼルとグレーテル「森の中のお菓子の家」ならぬ「お酒の家」。30代の若いカップルのお客様を想定し、心躍るような空間を持つ店舗を創ろうと思いました。
2019年には30代から40代の「働く女性を応援する店」のコンセプトで八丁堀店を創りました。
八丁堀店のお客様の7割は女性です。八丁堀店に併設し、気軽に日本酒を楽しめる「山カフェ」という名前の飲食店を作りましたが、2020年のコロナ禍により大打撃を受けたため、その後カウンターだけにしました。今、八丁堀店はお酒と親和性のある食品の品ぞろえに力を入れています。
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会社概要
代表名:山田淳仁
住所:広島県広島市南区宇品海岸2丁目10番7号
TEL:082-251-1013
HP:https://sake-japan.jp/
事業内容:日本の酒(日本酒、本格焼酎、日本ワイン)の販売