今までのお仕事を振り返って思うことはありますか？

　人生において無駄なことはない、と思います。

　私は一度航空業界に就職しましたが、そこでかなり厳しくしてもらった経験が今に繋がっていることもあります。学校でのビジネスマナーの勉強はもちろん、クレーム対応もしていました。
　現在の仕事をするきっかけとなったインテリアの会社で働くことができたのも、その航空会社でのクレーム対応の経験が大きかったです。

　一見関係ないことをしてきたように見えるかもしれませんが、後から振り返ると全ての経験が線となり、繋がっていると強く実感しています。

最後に、これから社会にでる人たちに向けて大切にしておいたほうがいいことを教えてください

　一つだけあげるとするなら、「人との繋がり」ですね。私自身、偶然説明会で出会った人からお仕事をいただけた経験からも感じるようになりました。

　インテリアの分野でも、技術は後からついてくるんです。それよりも根幹となる人間力やビジネスに対する姿勢をまず作っていくことが大切だと思います。
　それができていると後から誰かが助けてくれると思うんですよね。
　それと、それぞれの人との出逢いに必ず感謝していくこと。ありがとうの気持ちを伝えることってとても素敵なことだと思います。

「具体的にこうしたらいい」という行動はありますか？

　色々な人と会うことは大切です。
　今まで関わったことのない種類の人って違う世界観を持っていたり、固定観念を壊してくれるんですよね。

　自分が「これが正義だ！」と思っていたことも他人からみると違うということも、経験したらいいと思います。

　社会人になったら時間も取れないしお仕事以外の経験も中々できないので今学生のうちにやっておいた方がいいと思います。

世界観を壊されるためには、相手の考えが相容れないものでも一旦受け入れる「素直さ」も大切になってきますか？

　そうですね。初めは「ん？」と思うかもしれないけど、その人からしたらそれが正義なんです。
　そう思うと「気づき」が生まれて、色んな人と出会ってもよりコミュニケーションがスマートになるし、その「柔軟さ」って企業にも求められると思います。

　「自分はこの仕事しかできない」という向き不向きを決めつけるんじゃなくて、まずは色んな人に会って、色んな業務に挑戦する。スポンジのような柔らかさと吸収力を大切にするべきだと思います。

インタビュアーより

　インタビュー中、何回も菊池さんから出た「ワクワク」という言葉。
　一貫して、菊池さんから「この仕事が大好き」という思いと仕事にまっすぐ向き合う姿勢を感じることができました。
　「得意なことを掛け合わせるからこそ最大限に自分の能力を生かすことができる。」私がインタビューの中で最も印象に残った言葉です。「自分の人生は自分で創る」という考え方の菊池さんだからこそおっしゃることができる言葉だと思います。私も自分の人生は自分で舵を取るということを強く意識し社会に出たいと考えるきっかけになりました。

菊池代表、この度はお忙しい中貴重なお時間頂戴いたしましてありがとうございました。

菅茉里奈

会社概要

株式会社ライフシングス 【PR枠】