- HOME
- 若者へ伝えたい想い
松井印刷株式会社 代表インタビュー04
若者へ伝えたい想い
- 2021/8/23
「何よりも「人を大切にする」経営~すべては想いを持つことから始まった~」
松井印刷株式会社
岡本 寛之 代表取締役社長
学生時代にためになった経験はありますか?
私の経験というより、もっとしておけば良かったっていうことはたくさんあります。
どのような経験ですか?
勉強ですね。もっといろんなところで見聞を広めていけばよかったと思っています。社会に出て初めて、常識なのに知らなかったことに気づいたりもしたので、学生時代には社会勉強をするべきだったと思います。学生時代は失敗してもいいからいろんなことした方がいいと思いますね。
これからの夢はありますか?
「社長ではなく経営者になりたい。」これが夢です。
社長っていうのは極端な話、肩書じゃないですか。今日から社長やります!って言えば誰でもなれます。
しかし経営者は人を動かし続けなければならない。そのためには声が通らないといけない。
一流の人にならないと人は耳を貸さないと思います。例えば食事の仕方とか、そういう所作一つとっても品がある一流の人になりたいと思います。
でもやはりそういう精神論だけじゃだめですね。数値を読んで事業計画通りに事業を進める知識と経験、そういうものも併せ持った本物の経営者になりたいと思います。
若者に向けてメッセージをお願いします。
私には向いてないという言葉をよく聞くと思うのですが、そこだけは否定したいです。
才能で仕事ができている人なんてほんの一握りじゃないでしょうか。大抵の人は向いていないのではなく、まだやっていないと思うんですよね。
向いている向いていないというのは物事をやり切った後の話だと思います。私も営業畑だけど元々は営業は大嫌いだったんですよ(笑)でも今やり続けられてるということは、向いてるのかなって思うようになっただけです。
やった先に何かが見える。だから一段一段階段を上がって、上がった先の景色を見てからここは違うなと感じてから、降りるかどうかを決めたらいいんじゃないかと思います。
若者って夢も希望も多く持つことのできる時期です。
想いは必ず形になるので、想いを持ち続けることが大事だと思います。なんでもいいです。想いや夢の大きさなんて他人が決めることではないです。
たとえ想いや夢が叶わなくても、そこへ行く道の途中に答えやヒントがあると思います。
インタビュアーより
何よりも人を大切にするという岡本社長の姿勢と覚悟が伝わってくるインタビューでした。
岡本社長のように「人を大切にする」という想いが、経営者としての成功につながったように、私も自分が何に向いているかではなく、まずは何か「想い」を持つことから始めたいと思います
岡本社長、この度はお忙しい中、貴重なお時間を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。
野島 優里花
岡本 寛之 代表取締役社長 の記事一覧
会社概要
代表名:岡本 寛之
住所:広島県広島市西区西観音町4-13
TEL:082-232-3255
HP:https://matsui-print.co.jp
事業内容:時代を彩る印刷事業。古き良き風合いを残す印刷事業。 一般印刷・活版印刷・ユニバーサルデザインを活用した、 名刺・封筒・伝票・チラシ・カタログ・パンフレット・ポスターetc
松井印刷株式会社 【PR枠】
『松井印刷株式会社とは』
1958年から半世紀余り。めざましく進歩した印刷技術。でも、プロセスを省く合理化が、モノづくりの心まで省いていたとしたら・・・。
そんな疑問から出発して私たちはある答えに到達しました。たとえ捨てられる運命でも、捨てにくい印刷物をつくろう。省力された技術とともにあるモノづくりの心を大切にしたいと。
『オフセット印刷・デジタル印刷部門』
名刺・封筒・チラシ・パンフレット・カタログ・冊子等、ありとあらゆる印刷をワンストップで作成致します。
最新鋭の機械を導入し、そこに65年の歴史に培われた技術力で、お客様の想いを乗せます。
『活版印刷部門』
すでに稀少種となっている印刷方式で、職人が1枚1枚、精魂込めて印刷いたします。デジタルの文字では出せない風合いと、なんともいえない手触りが魅力です。
大きな物が刷れる機械ではないので名刺・はがき・ショップカード等が主な製品になります。ワンランク上の高級志向の方にお勧めです。
広島では数少ない活版工場です。